私は結構人の相談などにのったりすることがあり、それが結構好きだったりする。
別の価値観を真剣にぶつけ合うのはとっても有意義だと思うし、誰かの相談を通していろいろ気づくこともある。
そんな相談だが、私は悩みレベルに応じて聞く姿勢を変えている。
悩みレベル1
これは実際は別に悩みは解決しなくてもいいが、ただただ愚痴を言いたいだけパターンがこれに該当する。
すぐ忘れちゃうレベルのちょっとした嫌なことがあった、なんとなく女の子にモテなくて虚しい、ダイエットしようとしているのに食べちゃって痩せられないなどがこれに該当する。
この場合は、徹底して聞く側に回る。その際、相手思っていることを肯定してあげると良いだろう。
愚痴をいう人というのは自分の頑張りが報われなかったり、誰かの身勝手な行動によって悲しい思いをしているというパターンが多いと思う。
そういうときは、頑張りを認めてあげたり、味方になってあげることで安心させてあげるというこがその人を救ったりするのではないだろうか。
ここで注意すべき点は、周りは変えられないけど自分は変われるんだから自分が最大限努力していないのに愚痴をいうのはよくないなどと正論をぶつけないことだ。
そんなことは深層心理ではわかってるけどそれでも辛くて出てしまうのが愚痴なので寛容に受け止めてあげたい。
別に悩みに対する答えは必要ない。相談者の溜飲を下げることができればミッションクリアだ。
私は最近面倒になってきて、すぐに日本という最高にインフラが整っている国に住んでいるだけで幸せ理論という元も子もない提唱してしまうので気をつけたい。
悩みレベル10
これは、相談者が何か相談を通して結論を求めているという場合だ。
どうする?どうすればいい?お前だったらどうする?など具体的な改善案を要求される。
現在AさんとBさんと仲良くしているが、どっちと付き合えば良いか悩んでいる。旅行に行こうと思っているのだが、どこに行けばいいか迷っている。仕事をやめようかどうか迷っているなどがこれに該当する。
この場合は共感しているだけではだめで何かしらの案を提示しなくてはならないことが多い。
この場合私がとるアプローチは
相談者が深層心理で望んでいることを一緒に見つける。
これだけだ。
まず、今の状況を細かくヒアリングする。
なぜ困っているのか、その状況に到るまでにどのようなことがあったか等だ。
次に、相手の気持ちをヒアリングする。
現状その問題に対してどのようなことを思っているか、その問題が実際に発生した際にどのようなことを思ったかを聞く。
最後に、過去に似たような事象があったかをヒアリングする。
過去似たような事象があった場合、そのようなアプローチをとったか、そのアプローチをとった際の結果はどうだったか、そのときどのようなことを思ったか。
上記プラス普段のその人の性格や思考のクセを踏まえて、相手の本音を探る。
大抵、その人が望んでいる行動というのは相談をもちかけた時点である程度ちゃんと持っていることが多い。
ただ、いろんな外的要因から自信を無くしてしまってその行動を選択する勇気がなくなってしまっていたりする。
だからこそ、相談者が一番したいことはなんなのかということを相談者の立場でしっかりと考えて背中を押してあげるというのが一番いいのではないかと思って私はそうしている。
ちなみにお前だったらどうする?という意見を求められた場合は素直に自分だったらどうするかを言う。
ただしその場合、その選択肢を選ぶ根拠をしっかりと説明するようにしている。
これは私の意見を採用するのであれば根拠まで含めて納得して、最終的には相手自身の意見として採用して欲しいからである。
自分ん自身の望んでいる行動をとったのであれば、仮に結果が伴わなくても後悔は少なくなるだろう。
私はこれがとっても大切だと思っている。
また、やらしいはなし保身にもなる。相手が望んで決めてことなので相手はどんな結果であろうとも自分で受け止めるしかないのである。
この方法でこっちのせいにしてくる人の相談には乗ってはいけない。
悩みレベル100
悩みの原因が根深く改善しなそうな場合。
具体的には家庭環境、借金など。
この場合はもう専門の方に任せるしかない。話だけでも聞いて欲しいという場合は一緒に落ち込んであげることくらいしかできない。
というよりこのレベルの相談はほとんど受けたことがないのでどうしていいかわかりません。
というのが私の悩み相談を受けた際の考え方のアプローチである。
ちなみに私は嫌なことがあったら誰にも相談せずにだれにもフォローされてないTwitterで「つらい」とか書き込んじゃうような大変面倒な性格なので、かわいい彼女を作って甘やかされたいなーと思ったけど、甘やかす方がすきなのでちょっとめんどくさい彼女を作ってブーブー言われながら幸せに暮らしたい。