時間泥棒の思い出

アイドルヲタクがツイッターでは文字が足りない時に書く独り言です。あなたの貴重な時間を泥棒します。

キャバクラ初体験レポート

本日は人生で初めてキャバクラにいった話をしようと思う。

最初いっておくが特にオチみたいなものはない。

 

私は人生で2回だけキャバクラという場所にいったことがある、その2回は会社の上司が行こうと行ったのでついていった2回なので自分の意思で行ったことは一度もなかったりする。

 

なぜそれまでキャバクラに行かなかったかというと、キャバクラのようなお金を払って女性とお話するというサービス自体にとても嫌悪感があったからである。

 

アイドルヲタクをしてCDを何枚も買ってアイドルとお話に行くようになった今は、お金を払うだけでかわいい女の子が優しく自分と話してくれるなんて最高すぎるなあ思えるようになったし、そういう"サービス"はお金や時間等をかけても享受する価値があると感じている。

 

しかし当時はそういう楽しさを知らなかったので、キャバクラというものがとてもとても嫌だったのだ。

 

なぜ嫌だったのかというのを自分なりに分析してみたのだが、おそらく以下の3つの理由があるからだろう。

 

  1. 単純に短時間でたくさんの金を使うことへの嫌悪感
  2. なんかこわい
  3. 過去の自分の女性の縁の無さからくる嫌悪感

 

1番目の単純な理由。

キャバクラに行ってお金がかかるというのがとても嫌だった。キャバクラに投資できるほど自分には経済的余裕がなかったし(今もない)他の何かにお金を使いたかった。これは今キャバクラに行っていないい理由でもある。

 

2番目はなんか怖いという理由。

そもそも店に入るのに敷居が高すぎると感じるし、キャッチのおじさんお兄さんがとにかくこわい。料金のシステムもよくわからないし気がついたら女の子がドンペリだかボジョレ・ヌーボーだかを頼んでしまって1000なゆた請求されるかもしれない。

 

3番目は結構闇が深い理由。 

私は大学生ではじめて彼女ができるまでは女性と付き合ったことは一切なかった。それゆえそのことの関するコンプレックスが結構強い。

ただ、強がって"敢えてそうしている感を出す"ことによって精神衛生を保ってきたのである。

そんな自分がキャバクラに行くことは過去の自分を否定することになってしまうし、本来うちに秘めていた女の子と話したいという願望をお金で解決するというのがすごく嫌だった。

自分の積極性やコニュニケーションスキルを上げて自分に自信を持つという方向で女性と関わりたいとか一丁前に思ったりしていた。

 

そんな理由がキャバクラには龍が如くのゲームの中でしかいったことはなかった。

龍が如くでは女を口説きまくってついにはキャバクラのオーナーにまでなったがそれはあくまでゲームの話、実際には行かなかったし行こうとも思っていなかった。

 

しかし上司に行くぞと言われたので、これはもう「上司にさそわれたから仕方なく行く」という立派な正当防衛理由ができたので行くしかない!と行くことにした。

実際1回くらい行っとかないとその手の話になった際に蚊帳の外になるなあとも思ってたし良い機会だと思った。

  

行ったキャバクラは神田。銀座とかよりはハードルが低そうだなーと思いちょっと安心した。

 

キャバクラがたくさんある通りを歩いているとこわいこわいキャッチのお兄さんがすぐに声をかけてくる。

そして上司はなれた様子で店のサービスを聞き出し値下げ交渉を初めた。

慣れてますねすごいなあというと、まあこのくらいは当然でしょとか先輩風を吹かせてきてかわいかった。

 

そんなこんなでキャバクラに入りソファー的なところに案内された。

客1人に1人女の子がついてくれたのだが、自分の席には"普通よりちょっとかわいいかな"というレベル感の女の子がついた。年齢を聞くと20とかそんなくらいだった気がする。

 

キャバクラ童貞だった自分としては、キャバクラにはかわいい女の子ばっかりいるという勝手な幻想を抱いていたのでちょっとびっくりしたし、正直これなら女友達とご飯食べるのとあんま変わらんなとか思ったり思わなかったりしてしまった。

 

しかし女性の魅力は見た目ではない、中身だ。

楽しい時間さえ過ごせれば見た目とかそんなことは些細なことである。

きっとものすごい面白い話をしてくれたり、チヤホヤして心地よい気持ちにしてくれるのだろうと期待した。

 

30分後、俺はなぜかキャバ嬢に説教されていた。

 

というのも、あまり向こうから喋ってくれる感じじゃなかったのでこっちが頑張って話していたら彼女いないの?みたいな話になり過去に唯一お付き合いさせていただいた元彼女の話になった。

で、過去のエピソードをいろいろ話したらそんなんじゃダメだ。男ははっきりしなきゃダメみたいな感じのことを言われて、はいすみませんみたいな感じになっていた。

 

お金を払って説教されるとかなかなかにマニアックなサービスだなと思ったし、結構楽しかった。

 

帰り道キャバ嬢に説教された話で笑いも取れたしまあ楽しかったことは楽しかったが、また行くかって言われたら行かないかなあという感じだった。

 

ちなみに2回目も会社の上司といったのだが、リベンジとかわけわからん理由で参加してそのときはまゆゆの5年後みたいなお姉さんがすごく楽しくお話してくれてとても楽しかったのだが後日会社でいじられまくったので会社の人間とは二度と行かないと心に誓ったし一人で行く度胸もないので今後行くことはないだろう。