小学校で、足が早いやつがモテるという事象あったと思う。
そして私は足が早かったしモテた。
学校の中でも3本の指に入るくらい早かったし、リレーの選手にも選ばれていた。
人生のうちにモテ期が3度くるという都市伝説めいた噂があるが、現在まったくモテないのでもし本当であれば小学生のうちに3回すべてきてしまったのかもしれない。
まあモテたといっても、田舎の小学生だから付き合ってデートとかそういうのはなくて、へんなキャラクターの書いてあるアンケート用紙を女子から渡されて書くという謎の文化が流行っていて、そこに書いてある好きな人を報告する欄のイニシャルが自分のものと一致してひゅーひゅーとかそんなくらいだった。
あと、バレンタインデーにクマがたくさん入ったチョコレートを貰って毎日1つずつ食べてなくなったらお年玉の隠し場所にしてたとかそんなことがあった程度。
この辺の話を掘り下げると長くなってしまうのでまた今度。
ここで話を戻して、冷静に考えてほしいのだが本当に足が早いという理由でモテるなんてことがあるのだろうか。
私が思うに、足が早いというのはモテる要因ではないと思う。
ではなんでモテるのかということをフローにしてみた。
足が早い
↓
自分に自信がつく
↓
積極的な発言行動を行うようになる
↓
モテる
きっとみんなが思い起こした足が速くてモテていたやつというは活発で明るいやつだったはずだ。
やっぱりみんなから人気があって活発なやつというのは気になる存在になりがちなのだ。
足がめちゃめちゃ早かったとしても、めちゃめちゃ根暗で休み時間人と一切話さずに真顔で一人でねりけしをこねまくっていたら絶対にモテないだろう。
これはなにも小学生に限ったことではなく、大人になってからも自分に自信があって、明るい人というのは魅力的なものだ。
そして大人になった今、小学生でいうところの足が早いということは別のいろいろなことに置き換えられると思う
- 体を鍛えていてスポーツ万能
- 高学歴
- 高収入
- 一流の企業に勤めている
- 目標に向かって努力している
- 女性に慣れていてエスコートがスムーズにできる
- 話が面白く、飲みの場などで場を盛り上げる能力を持っている
など
これらのステータスを持っている人は凄く自信があって堂々としていると思うし魅力的だ。
小学校でいうところの足が早いというシンプルだったステータスが、大人になってからは別のいろいろな形に姿を変えているのだと思う。
そして自分にはどれも不足しているなとも感じている。
自分はいつのまにかよくいうと謙虚に、悪くいうと卑屈に物事を考えすぎて発言や行動を遠慮しまう人間になってしまったなと感じている。
飲み会の席でものを食べている振りをして何も発言しないという私の得意技は、休み時間にねりけしをこねまくっている行為とニアリーイコールなのだ。
どうしてそんな人間がモテるだろうか、いやモテることはない。
モテる人というのは自分に自信をモテる人なんだと思う
ただ、その自信は絶対に人をこき下ろすために使ってはいけない。
そういった精神的余裕があるからそこ、他者に優しくしたり、助けたりということをしていかなきゃいけないと思う。
人は簡単に変わることはできないけれど、前向きなで誰かを幸せにできる自信を持てるようになる努力をすることは忘れずに生きていきたい。