時間泥棒の思い出

アイドルヲタクがツイッターでは文字が足りない時に書く独り言です。あなたの貴重な時間を泥棒します。

小鳥遊める

皆様お久しぶりです。

ブログを書くのがあまりに久々すぎてログインするのに物凄く手間取りました。

 

今日は、3月10日に卒業したニコニコ♡STAGEの小鳥遊めるさんについてブログを書きたいと思います。

 

極めて個人的な振り返りなので、小鳥遊めるさん以外の自分のオタクとしてのいろいろな思いとかも含めて赤裸々に描こうと思います。

5年前からの振り返りになるので時系列などぐちゃぐちゃな部分のあるかと思いますが

ご容赦ください。

 

小鳥遊めるさんと初めて出会ったのはおよそ5年前でした。

ニコラバから彩菜ちゃんが卒業が発表されたタイミングとかなり近かったと記憶しています。

 

ryune04.hatenablog.com

 

初めて会ったときはまだめるめるはアイドルではなく、チェキスタッフでした。

 

初対面の印象としてはビジュアルとかサイズ感とか声とかがすごく自分の好みでひそかにテンションがあがっていました。

ただ自分は硬派なオタク(?)なので、チェキスタッフといえど無銭接触日本国憲法違反憲法だと認識しており、あまり話しかけちゃいけないと思って自分から話しかけるのは遠慮しておりました。

何度か現場で会ううちに少しだけ話す機会があり、話してみるとものすごく会話も楽しく、明るくていい子だなーという印象を持ちました。現場に行く度、あの子またいたらいいなーと会うのを密かに楽しみにしていました。

 

そしてその後まもなく、ニコストに加入するしてアイドルになることが発表されました。

びっくりしましたが、これでチェキ券渡せば合法的に話せるなーとも思いました。

 

ただし、初めのほうにも書いたとおりですがこの時は推しの卒業を控えていたタイミングで、自分はアイドルオタクは3月でやめようと強く決心していました。

 

後悔がないように一途に彩菜ちゃんを推したのにそのあとふらふらオタクをするのもなんかかっこ悪いんじゃないかというのが表向きの理由。

実は誰かを推すとか推さないとか以前に、オタクを続けること自体に自分の中で強い葛藤がありました。

 

30歳になって人生を見つめなおす中で、自分の楽しいことだけをやっていて本当に良いんだろうかとか、自分の所得に対してお金がかかりすぎる趣味をこのまま続けてよいのだろうかとか、年齢を重ねるごとに毎日の楽しい日々の中にちょっとだけもやもやした気持ちが生まれていました。

そして、それが彩菜ちゃんの卒業発表のタイミングでアイドルオタクをやめようという強い決意に変わりました。

 

卒業が発表されて3月までの間ニコラバのライブに行く中で、一緒にニコストのライブを見る機会が何度かありました。

ステージ上でのめるめるの一生懸命な姿を見るのことを密かに楽しみにしていました。

とはいっても、最初の頃のめるめるはニコストの中でもまだ少し遠慮があったというか、謙虚すぎて自分の個性を発揮しきれていない感じはありました。

メンバーの中ではどちらかというと目立たないほうだなと思ったことを記憶しています。

自分は顔ファンなのでそんなの関係なくお気に入りでしたが。

あまりにも小鳥遊めるがお気に入りすぎて、仲が良いオタクに会うたびに小鳥遊めるの話をしていました。

 

そうこうしているうちに3月になりニコラバから彩菜ちゃんが卒業して、自分は決心通り毎週のように通っていたアイドルオタクを卒業しました。

 

卒業したとは言っても全くいかなくなったというわけではなく、どうしてもめるめるのライブが見たい!!と思って何度か会いに行ったことはありました。

 

特典会に言ってお話をしたときに、めるめるがが自分のブログが好きと言ってくれたことが自分にとっては印象的でした。

自分がニコラバについて書いたブログをみて、アイドルとして頑張ろうと思ったと言ってくれて、ブログ書いてよかったと心から思いました。

 

ライブを見たり話したりするたびに小鳥遊めるさんのことがどんどんお気に入りになり、正直オタクをまたやりたいとも思いました。

ただし自分は本当に不器用な人間で0か100かでしかオタクができません。

毎週行くか、まったく行かないか、どちらかしかできないなと思いました。

それであれば、推しが卒業したタイミングですっぱりとオタクをやめるのがタイミング的にベストなのかなと思って、意識的にアイドルと距離を置くことに決めました。

 

そんなこんなで現場にはあまり行かなくなってしまいましたが、めるめるはSHOWROOMの毎日配信を始めてくれました。

現場にも通ってないやつがコメントをもらうのはおこがましいと思い、原則はROMって聞いてましたが、本当にトークがおもろくて配信聞きながら普通に何度も声を出して笑わせてもらいました。

仕事がうまくいかなくてしんどかったとき時、配信で元気をもらったことも何度もありました。

 

自分は現場に通っていたわけではないからお前になにがわかるんだと思われるかもしれませんが、配信とかライブの映像とかで一生懸命なめるめるを見ていると本当に人生かけてアイドルをやっているんだなと思わされることが多かったです。

配信も一生懸命いろいろな企画を考えて実践したり、元気がない時も頑張って自分なりにできる配信をしたり、本当に自分ができる100%でアイドルをしていたと思います。

 

自分は健気な女の子が好きな健気フェチなんですが、めるめるの家の日本一狭い台所で一生懸命料理配信しているところなどを見ていると、本当にどうにかしてこの子を幸せにすることができないだろうかと真剣に考えてしまうほど健気さに胸を打たれました。

 

めるめるは顔も声もかわいいし、歌もうまいし絵もうまい、トークも面白くて、アイドルとして必要な要素をすべて高いレベルで持ち合わせている素晴らしいアイドルだと思っていますが、その一方謙虚すぎて自己肯定感が低かったり、真面目過ぎていろいろ思い悩んでしまったり、不器用なところもあるのかなと思っています。

 

そんなめるめるを見ていると、「俺がこいつを幸せにしたい!」という感情が湧いてくるのは自分だけではなかったでしょう。いわゆるガチ恋が多かったのも納得感があります。

 

自分は比較的謙虚なオタクで、アイドルに対してガチ恋感情は抱かないのですが、めるめるのオタクをしていたらマウントで推し被りを56すキラーマシーンになっていた可能性があるので、実は今くらいが良い距離感だったのかもしれません。

 

時は過ぎて2022年の9月、久ぶりにめるめるリサイタルという小鳥遊めるのソロイベントにいきました。

久しぶりにステージ上のめるめるを見て、成長ぶりに本当に驚きました。

ステージ上の堂々とした姿、歌とダンスの完成度の高さ、楽しそうな表情、客をいじる余裕もみせていました。

ニコストの時に見た小鳥遊めるとは全く異なる、アイドルとして堂々とステージ上でパフォーマンスをする小鳥遊めるの姿がそこにはありました。

 

ステージ上の見ていると思わず笑顔になってしまう楽しさを感じると同時に、ここまでくるのにどれだけ一生懸命活動をしてきたんだろうと本当に感動したことを覚えています。

チェキを撮るときに「成長できましたか?」と聞いてきたけど、実は言葉では伝えきれないくらい感動していました。

たぶん言葉でうまく伝えられなかったけど。

 

それからまた時間がたって、小鳥遊めるのニコステ卒業が発表されました。

現場に全然行けていなかった自分だけど、やっぱり最後の瞬間は見たいと思ってチケットを取りました。

 

卒業の日の3月10日はアイドルデビュー5周年の節目の日。

自分は1部のめるめるリサイタル、2部の卒業公演の2つに参加しました。

 

ライブを見ていて、マジで今が全盛期じゃんと思うほどに最高のパフォーマンスでした。

そして、たぶんもうこんな感情でライブを見ることはないんだろうなとも思いました。

 

小鳥遊めるというアイドルを見てしまったら、もう新しく別のアイドルに興味を持つことはできなくなってしまうような、本当にそんな存在だなと思います。

2019年にオタクを卒業したつもりでしたが、心残りであった小鳥遊めるの卒業をこの目で見られてよかったと思います。

 

最後に、小鳥遊めるさんへ

 

自分は正直現場にも全然行けてませんし、ずっと応援してきたファンに比べるとほんとうになんでもない路傍の石的な存在ではあるのですが、アイドルオタクとしての人生で小鳥遊めるさんの存在は自分の中に強く刻まれています。

 

真面目過ぎて生きにくいこともあるとはおもいますが、一生懸命で優しいめるめるのことを本当に尊敬しています。

どうか自分を責めすぎずに、みんなから大切に思われているめるめるを、めるめる自身が一番大切にしてあげてください。

 

アイドルとしてこんなに努力ができためるめるなら、この先もきっと道を切り開いていけると思います。ステージ上のめるめるを見て本気でそう思いました。

 

ただ、頑張りすぎが心配なのでしんどいときはちゃんと休んでくださいね。

ダ・ヴィンチ・恐山が手巻きずしを折り紙のように4つおりにする動画を見て元気をもらいましょう。

 

あと俺の一番大好きな漫画のヒカルの碁の話の話をたくさんしたいので、どこかでお話できる機会があったらいいなと思っています。

 

長くなりましたが、最後に

 

アイドルになってくれて本当にありがとう。最強のアイドルでした。