本記事は以下の続きです。
芸人くんの活躍で二次会に行くことになった私。
未だに一緒に向かっている女の子とはほとんど会話をしてない状態だった。
ぞろぞろと向かう中、後ろのほうで金魚のフンみたいについていく私。
向かう途中も相方くんとちょっと話したりする程度だった。
金の蔵に到達して席に着く。男性と女性が向かい合って座る感じだった。
わかりやすいよう、最初に女性側の仮名とプロフィールを載せておく。
あきちぃ:
ギャル2人組のなかの1人。保育士で年齢は20代前半。
気が強そうな感じのギャル。
D子:
ギャル2人組のなかの1人。保育士で年齢は20代前半。
ディズニーが好きらしいのでD子というあだ名にしておく。
りなはむ(推し):
個人的にタイプの女の子。かわいい。保育士で年齢は20代前半。
後半の記事にも書いたクラスで3、4番目くらいに可愛い感じが素晴らしい女の子。
りなはむのお友達:
りなはむと一緒にきたりなはむのお友達。保育士で年齢は20代前半。
いい子なので友達になれそうな感じ。
保育士率高くてやっぱり女性が多い職場は出会いが少ないんだろうなーと思った。
身長が小さめで清楚なりなはむが第一印象から一番気に入っていたのでなるべく近い席で座りたいなーと思っていた。
しかし、そう思っていたのは自分だけではなかったらしくみんな玄関で着くを脱ぐ時間とかで乱数調整していい感じにりなはむの近くに座ろうとしていた。推し被りだ。
そうして決まった座席がこんな感じ
△○ ○○
ーー ーー
○○ ○×
△がりなはむで、×が自分である。
真ん中の棒がテーブルと思ってほしい。
(ここちょっとわかりにくいのであとでイラストに差し替えるかも)
左側と右側でちょっとだけスペースが空いており店内もそこそこ賑わっていてうるさかったので基本的に向かいの2名とメインで話す感じになる。
そして向かいにいるのは自分があまり得意ではないギャル2名だ。
席も遠いし、りなはむと仲良くなるのはほぼ無理だなーと思った。
高校生くらいから根暗病が発病した自分はいわゆるギャルという人種とまともに話したことはなく、完全にビビっていた。
しかも向こうの席の男性陣2名もあんまり食いついてない感じだったのでこれは完全に任せられた感じだなーと嫌な気持ちだった。
芸人くんのハイテンションな挨拶で乾杯がはじまり、最初は自己紹介てきな感じとかを無難にして飲み会がスタートした。
私は目の前ギャルと話す感じになったのだが、やべーよどうしよう話すことないしいつもの得意技「食べ物や飲み物を口に含んでいる場合は口が忙しいので喋らなくて良い」という免罪符を盾してだんまりを決め込もうなんて考えたりしていた。
そんな心配をよそに、あきちぃが結構いい感じで話して盛り上げてくれた。自分は相槌を打つのは結構得意だったりするので話もそこそこ盛り上がっていい感じだった。
あきちぃは普段どんな感じで休日を過ごしているとか、家族の話とかをしてくれた。
俺の持論で「お父さんと仲良くしている女子はいいやつ」というものがあるんだが、あきちぃはお父さんととても仲が良いらしくこいつは絶対いいやつだなあと思った。
D子がディズニーが好きらしく、私が小学校の頃に友達がトイストーリーのヲタクで泊まりに行くたびトイストーリーが上映されてこれまで30回以上見た話をしたり、ピクサー映画が素晴らしい話をしたり、ディズニーの乗り物で何が好きみたいな話をしたり盛り上がった。
そうして話す内に、自分がギャルっぽいという見た目だけで相手を判断してしまっていたことがとても恥ずかしくなった。
普通にとても良い子たちで、自分みたいなコミュ障にも気さくに話しかけてくれるじゃないか。
人を見た目で判断してはいけないという本当に当たり前かつ大切なことをギャル2人に改めて教えてもらえたような気がした。
ちなみに隣りにいる相方くんに度々話を振ったりしてみたが、あんまり話が広がらなかった。
隣の4人もなんやかんやでそこそこ盛り上がってきた。
で、全体で過去の恋愛遍歴を話すみたいな定番の話題になった。
みんな順番に話していって自分の番になった。
大学の頃初めて彼女ができて、それまで彼女がいなかったこと
過去に1人しかお付き合いしていないこと
振られてしまって今はフリーであること
等を正直にはなした。
自分は女性と付き合った経験が少ないので、未だにデートでどこに行って何をしたらよいのかということがわかっていない。
なので、デートでファミレスに連れて行ったらだめなのか?とか、水族館とかって最初の頃とかしかいかないよね?みたいな感じで質問をたくさんした。
女の子はパスタかオムライスが出て来るそこそこおしゃれな店に連れて行かないと怒られるのかなーとか思ってたら、案外ファミレスとかラーメン屋でも結構楽しめるって子が多くてホッとした。
そのなかで、映画の話になった。映画は自分も彼女と見に行ったことがあったので、自信満々に映画なら見に行ったことあるよといった。
なんの映画見に行ったのとあきちぃが聞いてきたので、「ポケモン」と答えるととてもウケた。そっから結構みんな自分に興味もってくれていろいろ質問されたりして楽しくお話した。
りなはむの友達が特に食いついてきて結構質問してくれて仲良くなった。
りなはむの友達は一番切実に彼氏がほしそうな感じで、どういうタイプが好みなの?ってなったときに誰でもいいといっていたのでこの子はマジだなあと思った。
ちなみに俺は声優の小倉唯ちゃんみたいな女の子が好みなのだが正直に答えるとドン引きされることが容易に予想できたので、話をしてて面白い子(嘘ではない)と答えておいた。
りなはむは席が遠いしそもそもおとなしい性格なのでそこまで会話ができなかったのだが、唯一ハム太郎さんの話で盛り上がった。
ハム太郎をさんづけで読んでいる点や、Twitterをお互いフォローしているという共通点で会話のきっかけをつくり。あのハム太郎さんは公式なのかbotなのかよくわからんよねーという話とか、ハム太郎さんのラインスタンプがめっちゃかわいいよねという話をした。
ちなみにりなはむというこの仮の名前はそのときのハム太郎さんの話でもりあがった記憶と本人の名前の一部をもとにつけたので某アイドルとはなんの関係もない。
その後も芸人くんがCOWCOWの多田に似てるなどのしょうもないはなしでそこそこ盛り上がって二次会は終了した。
帰りの電車りなはむと一緒だったらいいなーと思ったら完全に逆方向でギャル2人と一緒の3人で帰ることに鳴った。
ギャル2人とは完全に打ち解けていたので帰りの電車は結構盛り上がって、りゅーねくんは結構話しやすくてよかったとお世辞をいってもらえた。
気になっていたのでイケメンの営業くんどう?って聞いてみたら話し方がかっちりしすぎて話してて疲れると言っていたのでなんか勝った気分になったしやっぱり恋愛は顔じゃない要素でちゃんと勝負できるんだなあとおもった。
ギャル2名とお別れして最寄り駅から家まで歩いていると営業くんから急に電話がきた。
要約すると
「りゅーねくん、二次会めっちゃいい感じでしたね。りなはむの友達といい感じだったからりなはむもさそって4人で今度遊んだりしましょう。」
てな感じだった。
もともと大人っぽい美人系の女子が好みということで推し被りしないから組んだのだが結局推しかぶりしてたし、俺を利用してりなはむとなかよくなろうという魂胆がみえみえだったので「そうだねー、ははは。今度ねー。」とか適当にいって切った。
実はハム太郎さんのスタンプもってなかったので、家に帰ってきて速攻で買ってラインのグループに投稿した。
そっからしばらくりなはむの友達とラインをしてたのだが、私の煮え切らない態度が嫌になったのかある日突然ラインの返信がこなくなり女性陣との関係は終了した。
そんなこんなでまったく彼女もできなかったし人見知りしまくってダメダメなかんじだったけど、ギャルに対するネガティブな固定観念がなくなっただけでも収穫があったのかなーと思う街コンだった。
fin